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先日、中学受験の偏差値について書きました。
参考:
2014年度 四谷大塚第1回合不合判定テスト 偏差値60以上の男子校一覧 - 小2からの中学受験!
2014年度 四谷大塚第1回合不合判定テスト 偏差値55~60の男子校一覧 - 小2からの中学受験!
2014年度 四谷大塚第1回合不合判定テスト 偏差値51~55の男子校一覧 - 小2からの中学受験!
もちろん、中学受験の志望校を決定するにあたって、
偏差値が大きな意味を持ちます。
が、偏差値だけではないということ。
偏差値はあくまで一つの目安にすぎません。
中学受験の偏差値が、6年後の大学受験の偏差値にストレートに反映されるわけではありません。
たとえば、2月1日受験校で、偏差値が同じくらいの広尾学園と桐朋を例に挙げてみましょう。
中学受験では、若干、広尾学園の方が偏差値が高いです。
55:広尾学園
54:桐朋
しかし、6年後の東大進学率を見てみると…
※もちろん、東大に入る中学高校がいいというわけでは
ありませんが…これもあくまで生徒さんの学力の目安
にすぎません。
桐朋が現役で東大に13名合格しているのに対し
(一橋大 東工大にも現役で10名前後合格者を出しています)
どうしてかというと…?
考えられる一因にすぎませんが…
★より伝統のある桐朋に学力のある子が偏差値を落として入学している
★中学高校の教育が充実している
★中高6年間の使い方がうまい
★すでに実績のある学校なので、先輩がそういった偏差値の高い大学に入っているのを見て、自分たちも合格できるという思いが強い
わかりづらい文章になってしまいましたが、心理学的には大変効果があるのだそうです。
2歳上のお姉さんがフィギュアスケートをやっていて、
身近にお手本がいて、
自分もそうなれる、そうなりたい、と思う気持ちが
早い上達を生んだのだそうですよ。
参考:桐朋中学高校の合格実績
合格実績では桐朋に軍配が上がりますが、
もちろん広尾学園にも良い面はあるでしょう。
共学にして頑張っているようですし。
★こちらの本をごらんいただければ、広尾学園が学校改革に力を入れていることをお分かりいただけると思います。
私がお伝えしたかったのは、
中学受験の偏差値だけで学校を選ぶのはどうかな?ということ。
偏差値はその年年によって、変動します。
また長いスパンで見れば、
その時60ある学校が極端なことをいうと
20年後には40になってしまっているかもしれない…
また逆もしかりなんです!
ですので、中学受験の偏差値だけではなく合格実績、
家からの通学時間、
学校の雰囲気や校風、
クラブ活動
学費など多角的に志望校を決めた方がいいのではないかと思います。
本日もご覧いただきありがとうございました!
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