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斎藤孝さんの理想の教科書シリーズ「理想の国語教科書 赤版」を読みました。
◆斎藤孝さんの「理想の教科書」とは?
◆商品説明
商品の説明 内容(「BOOK」データベースより)
24の世界の名文をテキストに日本語力、読書力をきたえる。
内容(「MARC」データベースより)
日本語力をつけ、精神を豊かにする価値あるテキストを、総ルビで編集。
小学3年生くらいからどんどん読め、大人が読んでも学び、感動することのできる、セルバンテス、バルザック、ユーゴーなど24の古典を集める。
第2弾。
※ここまでアマゾンより
目次は以下の通りです。
- セルバンテス『ドン・キホーテ』
- 夏目漱石『坊っちゃん』
- シェイクスピア『ハムレット』第一幕第五場
- 内田百けん『稲荷』
- サン=テグジュペリ『人間の土地』
- 古今亭志ん生『火焔太鼓』
- スタインベック『ハツカネズミと人間』
- 宮沢賢治『なめとこ山の熊』
- 編・広島テレビ放送『いしぶみ(碑)―広島二中一年生全滅の記録―』
- ユーゴー『レ・ミゼラブル』
- 芥川龍之介『鼻』
- マーク・トウェイン『マーク・トウェイン自伝』催眠術の謎と母の謎
- 和辻哲郎『土下座』 『猿飛佐助』
- 立川文庫 パール・バック『聖書物語 旧約篇』ノアと洪水
- 有島武郎『小さき者へ』
- ウラジーミル・アルセーニエフ『デルスー・ウザーラ』アンバ(虎)
- ドストエフスキー『罪と罰』
- バルザック『知られざる傑作』
- 二葉亭四迷『平凡』
- ショウペンハウエル『思索』
- 下村湖人『論語物語』伯牛疾あり
- プラトーン『饗宴』
- エッカーマン『ゲーテとの対話』
お恥ずかしいながら…
私、この中で読んだことがあるのは、
「罪と罰」だけですね^^;
それも弟(元々文学部志望だった文学青年です)の本棚からなんとなく借りて読んだだけ…。
私が読んで一番ずしんと来たのは、
編・広島テレビ放送『いしぶみ(碑)―広島二中一年生全滅の記録―』
です。
広島二中の一年生が全員被爆してなくなるのですが、
その様子が被爆してから亡くなるまでの様子がたんたんと書かれていて…。
何とも言えない、
戦争が非情であることを思い知らされます。
斎藤孝さんは、野球のノックと同じように
勉強も名著をどんどん読んでいくことで、
力がついていくものだとおっしゃっています。
また、その名著を読むことで、
大人でも読んだことのある人の少ない
”シェイクスピアを読んだことがある”
という自信がわき、
たとえば本屋でシェイクスピアを見つけたら
全部読んでみようと手に取るようになり、
読書が習慣となる、という主張のようです。
私、国語や文学作品が苦手で苦手で…(--;
ほとんど読んでもあまり感動せず…。
こういった大人になってはいけないという反面教師として、息子とこの本を少しずつでも読み進めていけたらと思っています^^
小学生でも理解できる、名著は小学生の心をもうつ、と斎藤孝さんはおっしゃっていますが、
本当でしょうか?
息子で試してみたいと思います^^;
イッキに読める名作選は斎藤孝さんの編集や注釈が文中で入っているのが私は気になるので、
我が家で進めるのは名作選ではなくて、
こちらの理想の教科書かと思います。
是非、親子で読んでみてはいかがでしょうか?
本日もご覧いただきありがとうございました!
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