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進学塾不要論 (ディスカヴァー携書)の内容には、
私の考えとは合致しないものが多かったのですが、
あまり読書をしてこなかった私、
しかし、息子には読書をたくさんさせたい私にとって、
進学塾不要論 (ディスカヴァー携書)に載っていたオススメ図書は勉強になりますm(_ _)m
受験勉強をするにあたり、
そうでなくても日常生活において、
考えることが必要とされる場合は多々あります。
考える道具となるのが、言葉。
その言葉を頭の引き出しにたくさん詰め込んでおいた方が、色々な考え方をすることができるようになるわけです。
ですので、読書=国語の成績が上がるという
確実な保証はありませんが、
読書をして損になることはないのではないかと思います。
進学塾不要論 (ディスカヴァー携書)の内容を一切合切否定するのではなく、こういったリスクや考え方もあるということも頭の片隅に置きながら、
息子の中学受験を進めていければと思っています。
実際に公立小学校にこういった考えの方もいらっしゃるでしょうから、
私が内心書を書いてもらうのに嫌味を言われたりもしましたよ…(--;
さて余談が長くなりましたが…
◆進学塾不要論に載っていたオススメ図書【中学年向け】
これ、学校の読み聞かせボランティアに参加しているのですが、とにかく後味の悪いお話です…
後味が悪いと言ったら悪いですね。
松谷みよ子さんのもとに届いた手紙を元に、 松谷みよ子さんが泣きながら絵本にしたといいます。
転校先でいじめにあった妹が、 学校に行かなくなり、 生きる意欲をなくし、 食べなくなり、 ひたすら鶴を折り続け、 自死してしまうというお話…
最後、
「私をいじめた子供たちはもう私のことなんて覚えていないでしょうね… 私も学校に行きたかった、勉強したかった」
といったような手紙で締めくくられています。
最初この絵本を読み聞かせボランティアさんに教えてもらって読んだとき、鳥肌が立ちました…。
道徳観を養うためには良い本だと思います。
最近、石原千秋さんの秘伝 中学入試国語読解法 (新潮選書)を読んでいるのですが、
その著書の中で
国語教育が道徳教育化しているということもおっしゃっていて、
上記の絵本が良い絵本であることは間違いないとは思うのですが、
そういった勘違いからオススメ図書になっている可能性が否定できないな…と思いました。
中学受験は”成長する”ことがテーマになっている物語が多いそうで、こういった後ろ向きの話は中学受験に直結はしないと思います。
もちろんいじめOKなんてわけは絶対にないわけで、
道徳的観念を養うために
その観点から読まれるとよいでしょう。
息子が1年生の時の夏休みの読書感想文の候補の本として読みました。
学研のサイトでは、1年生向けの本として紹介されていました。
文章は長いかもしれませんが、
難しいお話ではないので、
低学年からでも充分読めると思いますよ。
本ブログ人気記事の麻布の先生が書かれた小学生のための読解力をつける魔法の本棚の推薦図書も以下の記事でご紹介しています。合わせてご覧くださいね!
参考:麻布の国語の先生が教える、真の読解力をつける方法とは?◆まとめ記事◆ - 小2からの中学受験!
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