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浅野高等学校の卒業式が終了したようです。
その時の校長先生の式辞が学校ＨＰで公開されています。
上記をまずはご覧いただきたいのですが…
これが後半部分の教訓めいたところはさておき…
最初の部分が、
そして、私も君たちの学年とは多くの関わりを持てたこともあり、私の中にも諸君と別れ難い思いを禁じえません(やはり淋しいね)。
――授業は、入学後の緊張感もほどなく解けてどのクラスも放恣な元気さに溢れていた中学一年の総合的な学習、また、浅野の中ダルミそのままによく寝てくれた高校一年の現代文
赤の部分が微笑ましい^^;
自分自身の高校の卒業式、もう20年ほど前になりますが、全く何の話をされたか覚えていないんですよね。
大学であれば覚えているんですが。
（毎度毎度聞くフレーズがあるため^^;）
せっかくだったら、こういったユーモアのある式辞を聞きたかったなと思う今日この頃でした。
あいまいな記憶で申し訳ないのですが、
以前、東日本大震災が起きた年、
立教新座高校の卒業式が中止になり、
その代りにＨＰにて校長先生が卒業生に贈ったメッセージが、
斎藤隆さんの著書
「理想の国語教科書 決定版: 自分の鶴嘴をがちりと鉱脈に掘り当てよ! (漱石)」
に載っていたんですよね。
→卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。（校長メッセージ） | 立教新座中学校・高等学校
もちろん、学校の雰囲気や施設、大学の合格実績というのは、中学入試で学校を選ぶ時の大事な要素になるとは思うのですが…
こういったおめでたい場での校長先生の挨拶が
教養深く、関心を持てて話を聞けるものなのかどうかも、
学校の先生たるものの教養なり人柄が知れる機会なのではないかと思います。
失礼を承知ながら、たらたらと定型的な、当たり障りのない式辞を読んでもつまらない…
こういったところで、
”良く寝てくれた現代文”などユーモアを加えてみるだとか、
特殊な年ではあったものの、卒業生に強いメッセージを与えるなど、
そういったところでも学校の魅力というのは分かるのではないかと思います。
◆名門校の校長先生の考えを知りたいなら…
残念ながら浅野は載っていませんが…
レビュー記事：「超一流中高 校長先生の教え 子供のやる気を引き出す65の言葉」まとめ記事 - 私立中学受験事情＆我が家の家庭学習事情
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