いつもご覧いただきありがとうございます!
我が家の息子、このブログでも数回既に書いていますが…
冬期講習から塾デビューします(*´▽`*)
中学受験のためです。
既にブログにも書いたかと思いますが、
塾の手続きをする前に息子に聞いたんですよね。
「もし中学受験をして鉄研のある学校に入ったら、
学校で鉄研にも入れるだろうし、電車好きのお友達も増えるよ。
ただ、塾に入ったら今以上に家でも勉強をしなくてはいけない。
小学校6年生の2月の時点での入試に合格しなくてはいけない。
中学受験をしなくても、近所の〇〇中学にはいける。
しかも小学校のお友達とも一緒だよ。
無理に今塾にいかなくてもいいよ」
的な話を息子にしました。
が…
「息子は塾にいく!」
と。
(塾に行きたいという理由が電車に乗れるからというだけの理由です…( ノД`))
そんなわけで、塾に通うことにしますが、
中には中学受験に反対の親御さんもいらっしゃるでしょう。
私もその気持ちが分からなくない気もしますし、
私立中学だって人間関係のトラブルも当然あるでしょうし、
(グーグル、ディズニーよりも働きたい「教室」に書かれていた某私立中高一貫男子校のいじめにもビックリさせられましたし…)
★もちろんこの本は著者のいじめ体験談だけが書かれているわけではなく、
いじめられていた際に手を差し伸べてくださった教師がいて、
そんな教師になりたいと教師を目指し、
さらに一教師になるだけにはとどまらず、
良い学校を作れないか?とハーバードに留学され、
その後の活動などにも言及してある本です。
と前置きが長くなりましたが…
◆中学受験反対派への反論ネタ
2016年の中学入試で頻出だったこの本…
でんっ!
榎本博明さんの
「〈自分らしさ〉って何だろう?: 自分と向き合う心理学 (ちくまプリマー新書)」
です。
2016年2月にSAPIXの中学入試分析会に参加させていただいたんですね。
※関連記事:
その時いただいた資料に国語で多数出題された著書についても掲載があったんです。
その中の1冊が上記の本でした!
息子は、夏休みまで書き写しをやっていて、
小学4年生の夏休みは上記の本を書き写しの本に使いました。
書き写しについてもこのブログで何度か書かせていただいていますが、
麻布の国語の先生でいらっしゃる中島克治先生が書かれた、
を読んで、書き写し、国語の力がつきそうだな!と思ったからなんです^^
私自身が文章を書くのが苦手で、
会社員時代苦労したということもあり、
息子にはなるべく文章を書く上で今後苦労してほしくないな~という
思いもありました(*´▽`*)
そこで、選んだ
「〈自分らしさ〉って何だろう?: 自分と向き合う心理学 (ちくまプリマー新書)」
ですが…
書き写しに使う前に私もその本を読みました、
心理学だなんて、私が苦手とする文系科目で3行読んだら寝てしまうかも…
という心配もあったんですが…^^;
SAPIXの入試分析会でおもしろおかしく国語担当の先生から
内容を多少伺っていたからか、ちゃんと寝ずに読めました^^;;
内容というのは…
思春期になると誰しも“自分らしさ”の問題に頭を悩ませる。
答えを見出しにくい現代において、どうすれば自分らしく生きていけるのか。
心理学者が自分自身と向き合うためのヒントを説く。
※アマゾンより
周りとくらべて自分がどうこうと気にしたり、
だからといって人とのかかわりというのが全くなかったら
自分の嫌なところは気にならなくなるのか?というとそうではなくて、
他人とのかかわりがあってこそ、
自分のポジションも見つけられるんだ、
とかそんなような内容だったかと思います。
(大分前に読んだので内容があやふやになってきています…ごめんなさい。)
で、私がなぜこの本をブログタイトルに
”中学受験反対派への反論ネタ”
という記事で出したのかというと…
中学受験に反対する親御さんというのは、
中学受験
→まだ発達途上の中学生に寝る間を惜しんでガリガリ勉強さえる、ガリガリ受験にだけ役立つ暗記をさせる
というイメージがあるからではないかと思うんです。
確かにそういった一面もあるかもしれません。
ただ、もし、中学受験をしないお子さんが、
自力で、
”〈自分らしさ〉って何だろう?: 自分と向き合う心理学 (ちくまプリマー新書)”
といったその年頃の悩みにヒントを与えてくれる本に出会えるのか?
というと
その可能性はあまり高くないのではないかと思います。
もしかしたら、熱心な学校の先生がこういった話をしてくれるかもしれません。
でも、学校の先生がそんなに好きなお子さんっていますか?
このくらいの年だったら、
半分
「うざ~」
と聞き流すのではないでしょうか?
こんな本を読んでご覧と勧めてくれる公立高校の先生がいますか?
私はまだ小学1年生~小学4年生まで4年間しか
学校の先生とかかわっていませんが、
図書室に貼ってある先生方のオススメ本リストにもこういった類の本は
載っていません。
結局、中学受験のための勉強といえば、
問題を解いて合格点に達するための塾でも家庭でもしていくわけです。
でも、国語の問題は、自分自身で長文を読んで、
問題を解くためのヒントを長文の中から探し出さなくてはなりません。
出題に使われた文章というのも、
ランダムに出題されているわけではなく、
志望校からのメッセージ、
志望校の国語の先生方がこういった本や内容を理解してもらいたい、
というメッセージなのではないかと思います。
となると、こういった本が出題されるというのは、
もしかしたらもう小学6年生でこういった悩みを持っている小学生がいるかもしれないし、
中学入学以降でこういった悩みに出会うかもしれない。
そういった時にこの文章に書かれてあったことを思い出して、
多少のヒントになれば…という願いが込められているのではないでしょうか?
それは自分自身が大して好きではない学校の先生がきれいごとでいうよりも、
(スミマセン、私小学校高学年の時に激しい学級崩壊にあっているので、
公立小学校の教員をあまり信用していません…)
自分自身でしっかり読み込んだ方が、
そのお子さん自身の頭に、心に残るのではないでしょうか?
ということで、中学受験反対派への反論ネタとして、
この本は使えるのではないかなと思います(*´▽`*)
もちろん、お子さんにも役立つ1冊だと思いますよ♪
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